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松村 太伊知; 永石 隆二; 奥村 啓介; 片倉 純一*; 鈴木 雅秀*
no journal, ,
福島第一原子力発電所で溶融した炉心は金属やコンクリートと反応してデブリとなっている。これは水に接触した状態で10数年の間、FPからのベータ線や線、アクチノイドからのアルファ線の放射線の影響を受け続けることになる。状態把握の観点からもデブリを取り巻く、これら放射線による複合的な照射場を評価することは重要である。そこで本報告では、燃焼計算により求めたインベントリデータから、放射線の種類(線種、崩壊モード)毎のエネルギー分布を評価した。ここで、放射線エネルギー分布の冷却期間(事故からの経過時間)に対する依存性等について議論した。